ティールームのある個性的平屋の家│ 施主邸 ルームツアー(前編)

家族専用に裏動線を用意

もし家編集部

玄関入った左側の入り口からも入れるようになっているのでしょうか

Tさん(奥さん)

本当はこっち側を家族の玄関にして、お客さんには真っすぐ入ってもらえるようにと思って造りました。結局家族も真っすぐ入ってるんですけど(笑)

もし家編集部

まず、シューズクロークですか

Tさん(奥さん)

そうですね。ここで靴脱いで、冬場だったらコートとかもここで脱いで、荷物も置いて

もし家編集部

ここで全部脱いでいくイメージなんですね

Tさん(奥さん)

はい、リビングにぽいっと置かれたくなかったので。帰ってきて脱いだらそのまま手洗えて、リビングに入れるっていう裏動線がいいなと思ってお願いしました

もし家編集部

裏動線をちゃんと活用すれば、本当にリビングにものが出ないですね

Tさん(奥さん)

今は子どもが小さいので難しいですが、もうちょっと大きくなったらそうしたいなって思っています

もし家編集部

すごく回遊性の高い動線で使いやすそうな感じがします

しまう距離ゼロのウォークインクローゼット兼物干し

ボタン一つで簡単に竿を昇降が可能

もし家編集部

ここはウォークインクローゼットでもあり、洗濯物を干す場所でもあるのでしょうか?

Tさん(奥さん)

そうです。今はきれいにしまっているのですが、電動で2本竿が下りてくるようになっています

もし家編集部

物干しがここに下りてくるんですね!

Tさん(奥さん)

はい。いつも夜にここで干して、次の日の夜までには乾いてるっていう感じで。手動で上げ下げするタイプもあるみたいなのですが、電動だと干した後に1番上の位置まで簡単に上げられます

もし家編集部

電動にはすごくこだわられたんですね

Tさん(奥さん)

絶対電動がよかった。確かに高いかもしれないけど、一生その手間と戦うぐらいなら、つけてもいいんじゃないかなって、個人的にはすごい思いますね

もし家編集部

やっぱり毎日使われますか?

Tさん(奥さん)

はい。毎日に使うし、竿が一番低い位置なら6歳の娘だと手が届くんです。気が向いたら全部たたんでくれたりするんですよ

もし家編集部

その高さまで下ろしてあげているんですか?

Tさん(奥さん)

子どもが自分でボタンで下ろせるので、すごい助かる時があります。子どもが干せる高さまで下りるのと、たたんでくれたらまた押すだけで竿を上げられるので、手伝いっていう面でもすごいいいと思います

もし家編集部

確かにそうですね。ここで干した後、乾いたものはそのまましまうのでしょうか

Tさん(奥さん)

はい、もう真横にしまうだけみたいな感じです

もし家編集部

本当にそれは、距離ゼロですね

Tさん(奥さん)

距離ゼロです(笑)

幅広く、片寄せにした使いやすさ抜群の洗面台

意外に盲点だった、洗面の片寄せ

もし家編集部

こちらの洗面は横幅が広くて使いやすそうなのですが、こだわられたのでしょうか?

Tさん(奥さん)

洗面は使い勝手をとてもこだわりました!

もし家編集部

私の家は横幅が広くないもので、使い勝手が悪くて困っています

Tさん(奥さん)

片寄せ、おすすめです。
最初2ボウルも考えたんですが、「水を使う時間はそんなにかぶらないはず」って主人に言われて、それもそうかなと思って。ホテルとかの洗面台って横が広くて化粧しやすいから、片寄せにしました

もし家編集部

台だけのところがあるっていうのは、確かに便利ですよね

Tさん(奥さん)

そうなんですよ。すっごい便利です。アパートとかスペースがないところだと、洗濯機の上に化粧品置いて化粧をするみたいな感じになるので、置く場所があるのも、やっぱり大事だなって。あとは、すごく前のめりにならないと化粧できないので、鏡を化粧用にちゃんとつけて近づいてできるようにしました

もし家編集部

僕は化粧はしませんが、前のめりになって化粧しているのは見たことがあります(笑)

Tさん(奥さん)

そう、何か疲れますよね。時間ないし、すべてを省きたいんですよ

もし家編集部

最初から横にも鏡をつけることは決めていたのでしょうか

Tさん(奥さん)

はい。つけられるように下地をつけて強化してもらうようにもしました

もし家編集部

なるほど。両サイドにコンセントあるんですね

Tさん(奥さん)

娘が中学生ぐらいになったらきれいにしたいでしょうから、朝混むのを回避したくて、正面向いても横向いても、2人まではいけるかなと

もし家編集部

3人ぐらいはできそうですね!

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