運船建設が手掛けた、ログハウススタイルをミックスした倉敷市真備のNさん邸。ピアノ室や開放的なリビングを案内いただいた前編に続き、後編は家づくりに採り入れた自然素材についてや、家づくりを託す施工会社の調べ方やコストとのバランスの取り方などを教えていただきます! 動画と記事、併せてお楽しみください。
Nさん
【今回のOBさん】
念願の「自分たちの作りたい家」を、運船建設さんで実現することができました。
家族みんなの顔が見える、動線を意識した我が家をどうぞご覧ください
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希望だった吹抜けとリビング階段
初谷
リビングの中を通って2階に上がる「リビング階段」の仕様になっていますが、これは元々ご要望として出されたんですか?
Nさん
そうですね。まずは吹抜けを作りたかったのが1つあります。吹抜けがあっても階段を別の位置に作れるとは思うんですけれども、リビング階段が最近流行りかなというのと、やっぱり子ども達が2階に行く姿を見えたらいいなっていうのもあって要望させていただきました
初谷
やっぱり子どもさんの動線というのを一番気にされたんですか
Nさん
そうですね。僕たちがちっちゃい頃の家はこういう作りがほとんどなかったと思うんですけれども、やっぱり「親に顔を合わせずに2階行く」というのがなるべく無い動線が良かったんです
初谷
実際住んでみてどうですか?
Nさん
吹抜けにしたことで広く感じますし、音も多少響いたりはするんですけれども、快適に過ごしています
初谷
2階にいる存在を感じられるっていうのも当然あるんですよね
Nさん
そうですね。ちょっと大きめの声を出せば届きますね、上からの声も下からの声も
初谷
「おーい」みたいな感じいいですね(笑)。吹抜けにしたかったっていうのは、デザイン上のイメージもあったんですか?
Nさん
そうですね。なんとなくの憧れといいますか(笑)、建てる前に色々住宅の展示場やモデルハウスを見に行かせていただいた時に、吹抜けっていいなと。天井が広く見えますし、広々と感じるかなと思いました
初谷
吹抜けを検討されている方がよく気にされるのは「2階がちょっと暑くなるんじゃないか」とか「1階と2階の温度の差はどうか」というところですが、いかがですか?
Nさん
今のところは快適に過ごしているのですが、初めての夏をこれから過ごさせていただくので、どうなるのかなと思っています
初谷
何か対策はされていますか?
Nさん
2階の吹抜けの奥のところに、大容量のエアコンを入れていて、シーリングファンで冷たい空気は下に落としていくっていうようなイメージで考えてはいます
初谷
あまり対策されていない家だとこの時期でもすでに暑いようですが、このお家ならこれから暑くなっても快適に過ごせそうですね
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無垢材や自然素材をふんだんに使用
初谷
結構いろんなところで無垢材や自然素材が使われていると思うんですけど、これはご主人や奥様のご希望ですか?
Nさん
二人総意でして、実際コストの面と含めて、どこまでできるかなっていうところはありました。でも、やっぱり床は木材でなるべくやりたいっていうのと、壁面も漆喰っていうのが希望でしたね。特にこの床材は、運船建設さんの「音響熟成®️木材」っていう木材で、実際にモデルハウスで見させてもらって、肌触りと言いますか、手触りがすごく気に入って、こういう感じにしたいなって思いました
初谷
裸足でも気持ちよさそうですよね! 床以外に自然素材を使っているところはありますか
Nさん
床がメインではあるんですけれども、全体的には、壁の漆喰と天井ですね。玄関と吹抜けの上の天井のところを木張にさせてもらって雰囲気的にアクセントを入れてもらいました
初谷
壁を全部漆喰にすると費用もかさみませんか?
Nさん
結構かかりますね(笑)。でも「なるべくしたいな」っていう想いがありましたので
初谷
壁に模様があるのは、ご家族の手形ですか?
Nさん
ご無理言って、家族の手形を施工中につけさせてもらいました。今でも手を合わせてみたりしてます(笑)
初谷
工務店さんとの家づくりは、そういう融通がきくのがいいですね。
階段も木で作られているの結構珍しいかなと思うんですが、こちらも要望されたのですか?
Nさん
そうですか。ここは木材でっていうのをお伝えしたところ、運船さんの方で雰囲気に合わせてチョイスしてもらって「こんなのどうですか?」っていうご提案があったので、ぜひということでお願いしました
初谷
入った時にぱっと見えるのが階段なので、すごく雰囲気が良くていいですね
Nさん
そうですね。いいものをご提案いただいてよかったなと思いますね
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次ページでは、気になる家づくりのコストと希望のバランスについて
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