【HouZA】薪ストーブや吹抜け、シアタールーム兼ロフトのある家 | vol.4 ワクワクするような家づくり編

ようこそいらっしゃいました。主人の山本です。
僕自身がこの家を建てたHouZA（瀬戸内ホームサービス）の経営者でもありますので、家のことだけでなく、お金の事や土地の事まで、どんなことにでもお答えします！

この家は全然「デザイナーズハウス」とかではなくて、こういう「規格住宅」を僕たちは作っているんです

はい。ここは「LOAFER（ローファー）」という建物なんですけど、このプランに色々なサイズ展開と、あとは東西南北の玄関プランだったり、ガレージが付いたタイプだったりとか、色々なタイプを作ることができるんですよ

そして耐震等級だったり長期優良だったりとか、基本的なことは最高等級を取ってますので、その作った状態でお客様に「どうぞ」ってお出ししているので、打ち合わせが少なくて安いんです

だから「規格住宅」ってかっこ悪いイメージが皆さんおありなんですけど、「かっこいい規格住宅」って一番メリットがあるんです。
おうちにかけられるだけお金をかける時代はもう終わったので、でもオシャレな家とか、楽しい家が欲しい。わくわくする家が欲しいってなった時に、「僕らの出番かな」という風にさせてもらっています

デザインコンクリートといって、アメリカの輸入材なんですけど、タイルではないんですよ

モルタルっていうセメントの材料なんですけど、それを壁に塗って色々な凹凸を、定規をあてて自分たちでつくるんです。クラックをわざと入れたり、ほじくってみたりとか

普通に「レンガ調の古いアンティーク風に仕上げて欲しい」っていうのは簡単なんですけど、僕はスタッフに、「せっかく倉敷で建てたので、ちょっとダメージジーンズみたいにレンガを塗って欲しい」ってお願いしたら、こう仕上げてくれたんですよ

金沢にこういうデザインコンクリートの材料をアメリカから輸入してる会社さんがあって、それをネットで見つけて…気付いたら僕はもう次の日に金沢にいたんですけど（笑）

「扱わせて欲しい」というのと、でもこういう技術は岡山には当然ないので、「左官屋さんを金沢から一人お貸しして欲しい」と。
そしてそのまま一緒に新幹線に乗って帰ってきて（笑）、うちの会社で下請けの業者さんを呼んで勉強会をしてもらって

今こういうことできるのって岡山では僕らくらいしかいないので。
でも普通はそういうことやらないです、一枚作るのに40万くらいかかるので。そこにお金をかけるかっていったらキッチンとかにお金をかける人の方が多いので

ただ、僕たちはどちらかというとワクワクするような部分に注力して家を作ってるので、こういったこともできるんです

せっかく住むなら、建てるなら面白いほうがいいかなと

はい。しかも吹抜けなのでエアコンも1台で十分ですね、夏場でも

もともとは平屋が建てたかったんですよ。実は1階に寝室がある理由が、平屋として1階で全てが完結できるっていうのを実は苦慮してるんです

この建物のカタログもあるので、よかったらどうぞ

こういったモデルを僕たちは20〜30種類作ってるんです

その中の一部ですね、この家が

平屋でも色々なプランを作ってるんですよ

分かります

そう言われてみれば僕も困ってますね

あと、平屋ってなると敷地がもうちょっと必要になってくるので、それが厳しくて

じゃあ、平屋にちょっとプラスαでこういう風に色々付いてるほうが現実的かなと思って

ただ、少しでも子どもが「今どこにいるか」とか「何をしてるか」っていう存在を大事にしたいので、それで吹抜けを作ったんです

クライミングできる壁も、何回か作ったことありますよ。ボコボコのヤツ（ホールド）を付けさせてもらって、あとはご自身でつまむところだけ買ってもらって、どこでも付けられるように

中です

この家はそんなに広くないんですけど、広くなくて良かったなっていう風に思ってるんですよ

はい。実家とか見てたら、うちはもう3人兄弟で全員出て行っちゃって誰もいないんです。田舎なので平屋で部屋の数もあって両親が大変そうで

いずれ子どもは出て行くし…って思ったら、こういうコンパクトな家で良かったなって。一番そこを思います

ではリビングへどうぞ

主人がホームセンターで買ってきてやりました

庭に砂場があると、やっぱり子どもたちはみんな遊びますね

そうなんですよ。そこがいいなと

「テラッツァ」っていう商品なんです。BBQとかを友達を呼んでよくやるんですけど、火を見ながらBBQするみたいな。ちょっと肌寒いときでも焚火みたいな感じで、暖炉にもなりますし