【小川建美】家族の時間を大切にしたシンプルナチュラルな自然素材の家 | 前編

ここがリビングです。開放的な空間にしたいっていう思いが夫婦揃ってあったので吹抜けにして。リビングダイニングで、キッチンが奥にあります

これが大黒柱です。どーんとおうちを支えている

もっと太いのもありますけど、普通の柱は4寸で、この柱は6寸でちょっと太いですね。しっかり支えてくれて。家の中心になるところなのでワンポイントにもなるし。うちの実家にもあるんで、そういうのがあったら良いなっていうのが頭にあったんでしょうね

そうなんです。開放的な空間になりますしね。今ちょうどツバメが来ています。南側も北側も巣を作っていて。
階段下は私の趣味のスペースになっています。手芸が好きなので、編み物とかミシンとか置いてます

ここに見えている部分は杉かな。大黒柱も杉です。構造材は、見えていないところは松の木を使ってます。この梁も構造なんですけど、天井を張らずにそれも見せて開放的な空間にしています。やっぱり自然素材が好きなんですよね。主人もアトピーとか喘息とかを持っているので、自然素材を使って快適な暮らしができるようにと、珪藻土を使ったり無垢の素材を使ったりしてます。味わいが出てくるのも好きなので、何かと木とか自然素材が多いですね

そうですね。夏も意外とサラッとするんですよ。木が湿気を吸ったりもしてくれるので、サラッと快適に過ごせるのは無垢の木だなって思いますね。気持ちが良い

買っていないだけなんですけど（笑）、床と柱の端材を使って、ただ乗せてあるだけです。一時的にと思っていたんですけど、何やかんや10年これです

そう、家と同じ素材なので違和感はないので

そうです、これも杉なんです。うちで使ってる杉が智頭杉なんですよ。鳥取県の智頭町にある木材屋さんに実際に見に行って、その製造工程やどんなものがあるのかを見させてもらって、すごい気に入ってしまって

ちょっと高いので・・・（笑）。でも部分的に、リビングだけとかされたりする人はいます

ぜひ！してください（笑）

ダイニングテーブルも、一枚板ではなく継いであるんですけど、材木屋さんで見てこれが良いって。テーブルの足は家具屋さんで作ってもらいました。だからこれは天板を乗せているだけなので外したりもできるんです。今はテーブルにしているんですけど、足を横にしたら座卓になるんですよ。最初、子供が小さい時は座卓にしていました。向きも変えてたんですよ。模様替えが好きなので、色々変えてましたね

模様替えが好きっていうのも、いろいろ気分も変えれるし、子どもの成長に合わせて使い方も変えていけるっていうのはすごく助かっていますね

ダイニングのカウンターはパソコンしたりもできるし、子どもも勉強したりとか、
なんでも使えるような場所。ここを使ってくれてたら料理しながら見れるし、声が聞こえるし・・・っていうのもあります

ここにも帆船模型を置くっていうのも決めていたので、照明もそういうふうにしてもらいました

そうですね、それはありますね。ただその時って考えられないじゃないですか。部分的にはあると思うんですけど。後やっぱり融通きくようにしっかり動かせたりとかできるのも良いなとは思います