移住で実現した、ゆったりと時間が流れる日々 │ 施主邸 ルームツアー(後編)

SPホーム施工による、吉備中央町に建てられた延床面積53坪のKさん邸。ルームツアーの前編に続き、後編ではこの地に移住した理由や土地価格、そしてSPホームを選んだ理由などをお話しいただきます。動画と記事の両方でお楽しみいただけますよ♪

取材日:2020年9月26日

Kさん

【今回の施主さん】
安心できる暮らしを求めて県南から吉備中央町に移住することになり、信頼しているSPホームさんに施工をお願いしました。豊かな自然環境ごと楽しめる工夫が盛り込まれた住まいになっています。

吉備高原都市へ移住した理由とこだわり

元々は岡山市南区に住んでいたというKさん夫婦

もし家編集部

おふたりで住むには広い間取りですが、今はおふたりで過ごされていらっしゃるんですか?

Kさん

今は次男が海外から帰ってきて、3人で暮らしているんです

もし家編集部

そうなんですね。
ここは吉備高原都市(岡山県加賀郡吉備中央町にある計画都市)ですよね。元々ここにお住まいだったわけではないんですよね?

Kさん

はい。僕は生まれてからずっと岡山市南区に50年住んでいたんです

もし家編集部

吉備高原都市に来られたきっかけは何でしょうか?

Kさん

南海トラフですね。日本は地震が多い国なので。岡山市南区は埋め立て地なので、当時住んでいた家のすぐ近くの大通りを大型トラックが通っただけで、震度1〜2ぐらい地面が揺れるんですよ

もし家編集部

そうなんですね!

Kさん

だから、「地震が来たら凄い事になるだろうな」と思って。正直、近所の人から「なんで引っ越しするの?」って言われた時に「ちょっと怖いから」とは言えなかったですが(笑)

Kさん(奥さん)

「田舎暮らしがしたい」って(笑)

Kさん

もう一つの理想が、自分たちで野菜とかを作って…自給自足までは絶対いかないと思うんですけど健康な物をその時期に食べられたらいいねと思っていました。そして「空気のいい所」と考えたら吉備中央町でした

もし家編集部

なるほど。やっぱり今からの人生を考えた時に、ここで「安心・安全な生活をおくれる」プラス「自給自足」といった自己実現もできるという事でしょうか。実際に住まわれてみていかがですか?

Kさん

とても車が少ないのと、ここに移住されている方の大体7割が県外から来られている方なんです。色々な県から来られている方が多いですね

もし家編集部

そうなんですね!日々のお買い物とかはどうされていますか?

Kさん

近所にスーパーやホームセンターがあります。あとは岡山市内に用事がある時に、もうまとめ買いですよね。
だから冷蔵庫が2台あって、冷凍保存しています

まとめ買いには2台の冷蔵庫が活躍する

ゆったりと時間が流れる日々

空間の広がりを感じられる住まい

もし家編集部

この立地の良さで言うと、他に「ここに住んでよかったな」って思うことはありますか?

Kさん

宅地自体を見るとお分かりの通り、ここはすべて電信柱が無い地中埋設なんです。だから、空間がすごく広く見えるんです

もし家編集部

そう言われてみれば、上のほうがスッキリしていますね

Kさん

そして静かなところ、それから本当に空気がすごく良い。あとは住んでいる方が皆さん、非常に感じが良い上品な方が多いですね

もし家編集部

やっぱり、ここを目指して来て住まわれている方が多いからでしょうか?

Kさん

特に県外の方はよく調べられてここに来られているみたいですね。やっぱり地震の件とか。石川から来られた方もいるんですが、九州で地盤がすごく強い土地を2箇所も調べて両方に行かれたらしくて、でもやっぱりここを選んで家を建てられたようです

もし家編集部

本当に、真剣に住む場所を考えた方がここに辿り着いたということで、皆さんが意識も非常に高くいらっしゃるんでしょうね

Kさん(奥さん)

ここは時間がゆっくり過ぎますね。
近所に本屋さんとかあれば、ついつい行っちゃうじゃないですか。でも無いので家にいる事が多くなって、時間がゆっくりと過ぎていくんです

Kさん

「沖縄時間」みたいな感じなんですよ(笑)

ゆっくりと流れる時間を夫婦で愉しむ

もし家編集部

うらやましいですね。「余生」というのにはまだちょっと早いと思うんですが、時間の使い方っていうのが変わってきてらっしゃるんだろうなと思います

Kさん

そうですね。市内に住んで仕事していた頃は毎日イライラしてましたけど(笑)、やっぱりこっちに来てからは、すごくゆったりとしています

もし家編集部

奥さんに聞いてみたいんですが、旦那さんの「雰囲気が変わった」とかありますか?

Kさん(奥さん)

そうですね、穏やかになりましたね。のんびりゆっくり過ごしている姿を見ると、こっちもうれしくなります。しんどかった頃を知っているので

もし家編集部

仕事にはストレスが少なからずあると思うんですけど、そこから離れてこういう静かなところで暮らすと気持ち的に良いんでしょうね。素晴らしいです

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