奥様目線の家事動線で効率よく暮らす家│施主邸 ルームツアー(前編)

今回のルームツアーは運船建設が手がけた、W断熱(外断熱+内断熱)+小屋裏のエアコンで年中快適な暮らしを実現した、倉敷市玉島のAさん邸。家事や育児に忙しい奥さんに配慮したキッチン回りの家事動線や、ご主人の趣味の部屋など、見どころたっぷりの一邸を記事と動画でお楽しみください!

取材日:2020年9月13日

Aさん

【今回のお施主さん】
効率の良い家事動線の間取りと、いつでも心地よい住環境の住まいを運船建設さんに建てていただきました。我が家の心地よさの秘密をお話しします!

ナチュラルカラーの外観と植栽のグリーンが可愛らしい(写真提供:運船建設)
家族のぬくもりを感じられるリビング (写真提供:運船建設)
お子さんたちのプレイルームにぴったりの小屋裏 (写真提供:運船建設)

家事動線がつながる、奥様目線の水回り

回遊性も考えて設計された便利なキッチン (写真提供:運船建設)

もし家編集部

「もし家」編集部です。よろしくお願いします。
お家の間取り図を見させていただいたところ、水回りの家事動線にすごいこだわりを持っていらっしゃったのかなと思いました。これは奥様のご希望ですか?

Aさん

どちらかっていうこともないんですけど、まず家を建てる時に、今共働きが当たり前になっているのでやっぱり奥さんに楽をしてもらいたいなというのがありまして、妻が楽になるような動線でレイアウトしてくださいって運船さんにお願いしました

もし家編集部

具体的にはどんなご要望をされたんでしょうか?

Aさん

料理をしながら、お風呂の掃除をしたり洗濯をしたりすると思うので、どこにいてもどの作業もしやすいように、すべてがつながるようにレイアウトをしてくださいって言う感じでお願いしたと思います

もし家編集部

ここまでしっかり全部がつながっているっていうのは、結構珍しいなと思いました。何か参考にしたものはあるんですか?

Aさん

間取りに対して実際どうなのかなっていうのも、それこそ住んでみないとわからないところが多いので、ちょっとでも感覚をつかもうと思って自分でパソコンの3Dの家を作れるソフトを買ってきました

もし家編集部

ご自身でシミュレーションされたんですね!

Aさん

そうですね。発泡スチロールを買ってきて、自分で家を組み立ててみたりもしました。そこで見ながら「こうだったら、ここまで最短距離で行けるな」とか「ここはこうした方がいいな」っていうのを色々アイデアをお互いに出して、それを運船さんに追加してもらって、今の間取りを提案してもらいました

もし家編集部

「思ったのと違ったぞ」というところはありましたか?

Aさん

ほとんどなかったですが、あるとしたら、採光の部分ですかね。「ここに窓があった方が良かったな」とか「こうした方がもうちょっと良かったな」っていう部分は正直ありましたね

もし家編集部

日が上がって、降りてくるところまで全部計算するのは相当なソフトじゃないとできないですね。それ以外のところはほとんどイメージ通りでしたか?

Aさん

そうですね。イメージ通りでした

もし家編集部

ご主人さんは凝り性ですか?(笑)

Aさん

かなり凝り性だと思いますね(笑) 家を作るっていうことは大抵の人は一番高い買い物だと思いますので、そうであるなら、一番勉強をしないといけないなっていう部分だと思いました

もし家編集部

それが功を奏していますね! 納得のいく間取りになってらっしゃるんですね。自ら発泡スチロールで作るっていうのは、あまり僕も聞いたことがなくてすごいです!

施主のAさんインタビューは >>こちらからご覧いただけます!

子どもや外の景色を見ながら家事ができるキッチン

様々なアイデアを採り入れたこだわりの住空間 (写真提供:運船建設)
対面式キッチンからはリビングを見渡せる

もし家編集部

水回りの中で、キッチンの辺りは、動線ものすごく考えられていると思うんですが、こだわったポイントなどを教えていただけますか?

Aさん

対面型のキッチンを採用しています。リビングで子どもたちが遊んでいても、見渡せて安心できるっていうのがありますし、向かって正面、庭につながっていますので、外の景色を見ながら料理もできます

もし家編集部

キッチンは開放感がある方がいいですよね

Aさん

そうですね。自分は料理をしないのですが、気持ちよくここで料理ができるそうです

Aさん(奥さん)

目が行き届きますし、回遊動線が後ろに繋がっているので、朝忙しい時に恩恵を受けていますね。まだ一人では食べられない子がいるので、その子に食べさせながらもう一人の子は食べ終わって身支度の準備をしている。そんな時でもご飯を片付けながら、同時に目も声も行き届くっていう、同時進行にいろんなことができるのがすごくメリットだなと思います

もし家編集部

よろしければ、実際に使われるイメージを教えていただけますか?

子どもにも使いやすい洗面化粧台 (写真提供:運船建設)

Aさん(奥さん)

一人が食べ終えて「手を洗いたい」と言って食器をキッチンに返しにきます。
食器を置いて、後ろの洗面室で手を洗ったらそのまま着替え・歯磨き・洗顔まで終えて、リビングに戻って下の子と遊び出す、っていう感じです

もし家編集部

3〜4歩も歩けば、すべての支度が本当にできますね!

Aさん(奥さん)

そうなんです。子供も一人でできることが増えてきましたので、目をちょっとだけ離して、わたしは洗い物の続きをすることもできます

次ページでは家事室を詳しくご紹介します!

施主のAさんインタビューは >>こちらからご覧いただけます!