ずばり「健康住宅とは」を聞きました!│モデルハウス ルームツアー(後編)

健康住宅を建てるときの予算のバランスについて

※取材当日とは別に撮影。

初谷

御社の考える温熱環境と空気環境のバランスの取り方っていうのは、どういったやり方がベストだと思われていますか?

大塚さん

それは予算次第になってくると思いますね

初谷

予算として、当然たくさんかけられるのであれば、温熱環境というのは良くできるということですよね

大塚さん

はい、できます

初谷

反面、空気環境っていうのは予算的にはどういう風に考えておけばいいのでしょうか

大塚さん

やっぱりある一定の素材、弊社ですと天然系の素材を使うとか。
空気清浄機を使われたとしても、どれだけの性能があるかっていうことですね。正直、大きい機械を入れても処理しきれないんですよ。
空気って暖かければ上に上がるし、当然冷えれば下に下がるし、ましてや窓開けたり換気すれば入れ替わるわけですから、それに対してずっと電気を回して、全部を完全にできるのかっていうのは、正直厳しいですよね

初谷

厳しいですね。そう思います

大塚さん

そうするとやっぱり、家で生活していく上で一番面積が取れるところはやっぱり壁だったり天井だったり。そこに天然系の素材を使っていくっていう選択肢に…絶対とは言いませんけれども、だいぶ集約されてくるのではないかな、と思います

初谷

確かに、そうすることによって、ランニングコスト自体は省かれるということになりますし、それなりに今までも空気をきれいにしてきている科学的な根拠もあるということですしね。
当然費用はかかりますけれども、その上で性能面をどう捉えて、コストをマイホームの計画に編入するかどうかっていう事でしょうか

大塚さん

ということになってくると思いますね。あとは弊社に限らず色々な会社さんで、光触媒の塗布された壁紙を使われる会社も出てこられていますし、色々なものが出てきています。
ものによって金額の多寡っていうのはやっぱり違ってくるので、どこを重きに置かれるかっていうのは大事な話になってくるでしょうね。温熱環境もそうですよね

初谷

そうですね

大塚さん

例えばこのモデルハウスは高性能グラスウールの20kgという、かなり高性能なものを壁・天井ともに使っています。ただ高気密の処理まではしていません。やっぱりそれするともう一段金額は変わりますのでね

初谷

なるほど、金額は変わりますね

見えない空気には科学的な根拠を示す

※取材当日とは別に撮影。

大塚さん

高気密にするとなれば、弊社の場合は工事途中で気密テストをして、ある一定の数値が出ていなければ、なるように試験中に対処して再度測る。一定の「ここまでいけば」という数字が出れば「じゃあ次に進みましょう」となります

初谷

しっかりデータを取りながらやるんですね

大塚さん

温熱環境で高気密まで言われるんだったら、ぜひそこまでご予算はかかっても他社さんでもするべきだし、完成した後も「この数値が出ました」という事をされるべきだと思います。一生モノな訳ですから。
口頭だけで「高気密です」と試験データもなくてお渡しされるっていうのはちょっと…。
私自身が工事系をやっている以上は、するべきだと思います。せっかく予算をかけて家を建てさせていただく以上は

初谷

根拠のあるデータを示せる会社に、信頼をした方がいいんじゃないかっていうところですね

大塚さん

今は弊社もやらなくなりましたけど、健康仕様を始めた頃はホルムアルデヒド単独でしたけど、試験機を持っているところにお願いして、含有量のテストをしばらくやっていた時期がありました。やっぱりちゃんとした数字が出ておりましたね

初谷

第三者機関にきちんと

大塚さん

そうですね。やっぱり費用は結構かかるんですけどね(笑)

初谷

でもしっかり「健康住宅を謳う以上は」という事でやられていたということですね

大塚さん

そうですね。漆喰を使い始めた頃、私が担当だったんですけれども…この漆喰の名前が「幻の漆喰」って(笑)。結構名前だけ聞くと怪しいじゃないですか

初谷

そう言われたら確かに(笑)

大塚さん

確かに始めの時にいろんな本とか…今ではインターネットで研究論文とか見れたりするので、探していくとやっぱり天然の漆喰系というのは「ある一定の効果がある」という実験データが出ているんですけど…名前がね(笑)
なので、今は会長ですが当時の社長に「どうせならテストもやりましょうよ」と言って調べました。それで確かにデータが出るんですよ

初谷

本当に、そのホルムアルデヒドは減ってるという

大塚さん

はい。その頃はまだ健康住宅がメインじゃなくて、他の一般もやっていたんですね。普通の建材を全部使っていて。そっちで測ったのが、イメージで言いますと普通の家だと100出るものが、漆喰で仕上げた家…その代わり家具とか入れる前ですけどね、その状態だったら0.1とか、そのぐらいの差なんですね

初谷

1000分の1ですか!

大塚さん

下手するともっと低いんでしょうね。ppmの計算になってくるので。びっくりしましたね。でも一発目だけだろうと。しばらくやりましたけどね

初谷

そんなに違うんですね

大塚さん

違いましたね。僕が疑っていましたからね(笑)

初谷

やっぱり壁天井に漆喰を施工していることということでですね、一部とかじゃなくて

大塚さん

そうですね。やっぱりご予算の関係とかもあるので、実際には本当は全部やりたいけれども、やるところやらないところ見切らざるを得なくなるお客様もおられます

初谷

1階だけとか

大塚さん

そうですね。例えばリビング、ほとんどみんなリビングにいるから、リビングだけとか。リビングとお子様だけの部屋とか。そこらへんをやっぱり考えられてやっていくという状態になりますね

初谷

効果は一部下がってしまうけれども、ただ当然予算あっての家づくりということを考えれば、そういう選択もある

大塚さん

そうですね。でも本当は全部したいんですよ

初谷

した方がいいわけですよね。それはもう実証されているわけですからね

大塚さん

そうですね。見えない空気環境なので

初谷

なるほど。本当に良いお話しが聞けました。今日はありがとうございました

※2枚とも取材当日とは別に撮影。

モデルルームを大塚さんに案内いただいた前編は >> こちらからご覧になれます

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