変形地で叶えた、ワクワクときめく家づくり|施主邸インタビュー(後編)

細長い形状の建物に、バスケットコートが設けられたKさん邸。ご夫婦のこだわりが全て叶えられた素敵なお家が建つに至ったのには、一般的なお家にときめかず悩んでいたKさんの直感力が鍵でした!記事と併せて動画でもご覧ください!

取材日:2021年4月23日

Kさん

【今回の施主さん】
細長い変形地だからこそ可能だったコストダウンやバスケットコート実現など、デメリットをメリットに変えてくださった建房さんのおかげで、自分たちのこだわりや夢を実現することができました!

※当取材は感染症予防対策をした上で行なっております。

自分たちの家づくりなのにときめかない…

もし家編集部

今日は、僕が今まで伺ったことがないようなお家にお邪魔しています。建築模型が目の前にありますが、横にすごく長いお家なんですね。今いる場所が、ダイニングカウンターで、キッチンでお料理してそのままここでお食事をする場所になっていますね。
なぜこんな形の家になったのかすごく興味がありますが、まずは家づくりを始めたきっかけについて教えていただけますか?

Kさん

そんなに家が欲しい、家を持ちたいという思いはなかったのですが、妊娠して子どもが産まれることになって、小さい子もいるし、アパートに住んでいたのでいずれは家を持たなきゃと思って、ちょっと見に行ってみようかと足を運んだのがきっかけです

もし家編集部

見に行ったのは住宅展示場ですか?

Kさん

そうですね

もし家編集部

住宅展示場で最初にお話されたのも、いわゆる大手ハウスメーカーさんですか?

Kさん

そうですね。夫の同級生が建築士だったので、家を建てようかなってなった時にまずそこに相談したらしくて。そこで大手メーカーさんでプランを考えてもらったりしていました

もし家編集部

その時から、もうこのお家のイメージが出来上がっていたんですか?

Kさん

いいえ、全然です

もし家編集部

全然違うんですね。もともと持たれていたご希望、ご要望とか、こんな家にしたいなってどんなイメージだったんでしょうか?

Kさん

中庭のある家がいいなって。光が差す家がいいなとか、開放感のある、海外のホテルみたいな感じがいいな、とは思っていたんです。もうひとつ要望というか夢みたいな感じで、夫がずっとバスケットボールを続けていたので、バスケットコートのある家が夢だって、軽く語っていたんです

もし家編集部

バスケットコートのある家って、なかなか夢ですよね

Kさん

そうです。リングじゃなくて、コートが欲しいって

ここまで本格的なコートがあるお宅はなかなかない!

もし家編集部

なるほど。バスケットボールを家でやりたいっていうのは、普通は叶えるのが難しいと思うんですけど、どういう流れで最終的に行き着いたんですか?

Kさん

バスケットコートを持つとなると他の条件との兼ね合いが難しくて。便利な場所になると土地も高いし、バスケットコートなんか持ったらすごい広さが必要だし。そもそもいろんなところを見ても、コートを作れそうな土地っていうのがあまりなくて。例えば正方形とか、四角形の家だとどこにコートを持ってくるのかっていうことになるし…

もし家編集部

四角だとなかなか入れられないですよね

Kさん

そうなんです。どうしてもコートが欲しかったら結構田舎まで行く必要があるので、生活のことを考えると夢は捨てなきゃな、と思って。もうバスケットコートは夢のままで諦めようとしてたんです

もし家編集部

最初に考えられていた家は、普通に四角い土地に中庭がある感じで?

Kさん

中庭は付けたいなって思っていたんですけどそれも、中庭をつけるとリビングが狭くなるから、開放感がどうかなとか、何をとるかは結構悩みました

もし家編集部

比較的、一般的なスタイルの家を考えられていたっていう感じですね

Kさん

はい、そうですね。でも、一般的な家がプランとして出てきた時に、悪くはないけど、普通だなって思ったんです。ワクワクしなくって。せっかく自分の家を持つのに、こんな気持ちでいいんだろうかと思って、ちょっと途方に暮れちゃって…