変形地で叶えた、ワクワクときめく家づくり|施主邸インタビュー(後編)

諦めていた夢に希望を見せてくれた建房さん

もし家編集部

一般的な家にワクワクしなかった奥さまは、その後どうされたんですか?

Kさん

大手メーカーさんに決める前に色々見ていた中で、建房さんのお家の公開見学会に行った時に、お洒落で面白い家だなと思って。その後建房さんのお家の勉強会にも行っていたんですけど、その勉強会で大森社長とお話した時のことが頭に残っていて、あの方ならわかってくれそうだと思って、夫に内緒で駆け込んだんです(笑)

もし家編集部

一人でですか?

Kさん

そうです。とにかく話を聞いて欲しいと思って、メールで連絡をして契約もしてない建房さんのところに駆け込んで、自分の家になるのにときめかなかったっていうモヤモヤする思いを聞いてもらって
結果、後日夫も連れて行って、もしかしたら建房さんなら夢を叶えてくれるかもしれないって希望が見えた気がして。そこから、まずはネックになっていた土地探しを一緒にやってもらって、バスケットコートが叶うような土地を見つけてもらいました

もし家編集部

その前の大手ハウスメーカーの一般的な家は、もう契約をされていたんですか?

Kさん

はい。契約をして、もう自分の家としてのプランを考えてもらった後だったので、頭を下げてそれを解約して…

もし家編集部

ちょっと興味として聞きたいんですが、契約を解約する時ってどんな流れで、どんなことになるんですか?

Kさん

プランを考えるために、前契約のような形で事前にお金を渡してあるんですけど、解約になった場合はお金は返ってくるんですが、気持ちとしてせっかくいろいろ作ってもらったのに申し訳ないって思いがありますね

もし家編集部

解約もできるんですね

Kさん

できると言えばできますね。ただ、何度かお家に来て、お話を聞いていかれたりとかあったので簡単にスパッとはいかないものだったんですが、もう私の気持ちが完全に建房さんに向かってしまっていたので…

もし家編集部

建房さんにお願いをして、土地探しからって形になったわけですけど、こちらのような土地ってあるんですね。どんな感じで提案されたんですか?

Kさん

とにかくバスケットコートが叶いそうな土地のお話をしたらいくつか探して提案してくださって。全部見に行った中でも、土地を地図で見た時に「この棒一本みたいなところ、なにこれ」みたいな(笑) 。「(笑)」がつくような土地だったんですけど、見に行ったらとても家が建つような状態じゃなくて

もし家編集部

もともと建物も建っていたんですよね

Kさん

そうですね。古いお家が建っていて、草が家の高さまで生えていて、こんなところに家が建つのかっていうような場所だったんですが、この長い土地だったらバスケットコートを作れるかもしれない、夢が一番叶いそうだなって思って、結構即決でした。見に行って1、2時間後にすぐに電話して「あそこでお願いします!」って

もし家編集部

見に来た時にも、こういう風にできるんじゃないかってお話もしながらっていうことですかね

Kさん

そうですね。他にもバスケットコートが叶いそうな土地をいくつかピックアップしてくださっていたんですが、その中でも夫の規格サイズ通りのものが欲しいというこだわりのある願いが一番叶いそうなのが、この細長い土地でした

もし家編集部

この土地を選ぶっていうのは、設計に自信がある工務店さんじゃないとOKですとなかなか言えないような気もするんですけど

Kさん

これは本当、建房さんだからだなって。夫婦でも、この土地は他だったら見つからなかったなって何回も言っています

住むほどに「好き」の気持ちがあふれる落ち着く場所

もし家編集部

建築模型を見ても、実際に中に入らせていただいても、長細いですけど色々なところにポイントがありますよね。家の中で、特に奥様が気に入っているところはどこですか?

Kさん

“ここ”です!

もし家編集部

やっぱりこのダイニングカウンターなんですね。これはご要望として出していたんですか?

Kさん

こういったカウンターが欲しいとは一言も言っていなくて、私の好きな場所とか、好きな感じとか、好きな街とか、好きなテイストとかをヒアリングでお話したら、こんなふうに出来てました

もし家編集部

ちなみに奥様が好きな感じって、どんな風にお伝えしたんですか?

Kさん

こんな風な感じを要望で出したわけではなくて、住んでみてから本当に好きだなって思ったんですけど、その時は西海岸テイストの雰囲気が好きで、「白に木で、差し色で青が似合うような、光がすごく差して、開放的な」っていう風にしか伝えてないんです

もし家編集部

本当に明るいですよね。今日は決して晴れてるわけではないんですけど、中庭からすごく光が入ってきますよね

Kさん

住んでみて、この中庭が思った以上にとってもよかったなっていうところが次々出てきて。中庭って何に使うってわけでもなかったんですけど、この余白のスペースがあることで、すごく生活が豊かに感じるというか

もし家編集部

ここのダイニングカウンターにいたら、玄関に人が来たのもわかりますね

Kさん

そうですね。でも逆に、この家が気になるのか、前をゆっくり通ってこっちを見ていく方が結構いるので、ちょっと怖いです(笑)

もし家編集部

見えそうですね、ああ、なんか見てるな、みたいな(笑)。新しい家が建ってると気になりますしね

Kさん

木があるおかげで少し遮られているので、開けっぱなしで生活しててもそんなに気にならないなっていう感じですね。道路からちょっと距離もあるので

もし家編集部

他にお気に入りのポイントがあれば教えていただけますか?

Kさん

光が差すこのダイニングキッチンで外を見ながら何か作ったりするのも好きだし、お客さんが来た時に対面で準備しながら会話できるのがすごくいいなって、パーティーをした時に思いました

もし家編集部

ここはパーティーしたくなりますもんね

Kさん

そう、したくなります(笑) もし台所が離れていたら、台所に行ったりお客さんのところに行ったりしながら準備するので、子どもがいたらさらにすごく大変ですけど、この場ですべてできるので

もし家編集部

ここだったらお友達手伝ってくれますよ。
カウンターの中に入る人と、こっちにいる人とみたいな感じで、使えそうなのがすごくいいです

Kさん

そうです。来て作りながら出すみたいな感じで、キッチンに立っているのが結構好きで。話しながら、コーヒー片手に飲みながら、立ってしゃべるみたいな。このカウンターがすごく気に入ってます

もし家編集部

カウンターもすごく長いんですけど、その後ろにあるベンチには、最大20人ぐらいは座れますね!

Kさん

寺子屋ができる(笑)

もし家編集部

そうですね(笑)
もっとたくさんの友達が来たり、集まりの時とかにも、子どもたちはベンチに座って、大人たちはカウンター席に座って、奥様方はキッチンで手伝いをしながら…みたいなのがイメージできますよね

Kさん

そうです。プランをお願いする時に、部屋の至る所に居場所がある家がいいって言ったんです。子どもが大きくなったらソファに親と座ることもそんなにないだろうなと思って、子供が大きくなっても、同じ部屋の中で、いろんなところに居場所があって、離れていても話せるようなお家がいいなって話していて

もし家編集部

たしかにね。天気がいい時とか、中庭にベンチ出して座ってるっていうのも想像がつくし、カウンターの前のベンチのところになんとなく横になって漫画読んでるような雰囲気とかも想像できますね。廊下の方にもベンチがあるんですね

Kさん

そこも好きです。すごくゆとりを感じられる場所です