【建房】「人と違う家にしたかった」 土地探し編

施主の小林です。僕は施主でもあり、施工会社である建房のスタッフでもあります。なので今回はその両方面の立場から家づくりについてお答えしますので、なんでも遠慮なく聞いてください！よろしくおねがいします

こういうふうにしてみたいな、みたいな希望とかあったりしますか？私はこうしたい、とか

その希望だけ聞くと、平屋とかいいかもしれないですね

確かに僕もどれも妥協はしたくなくて。家も、おっしゃるようにこういうのがほしい、ああいうのがほしいってもちろんありましたし、エリアとか土地の広さっていうのも、このぐらいほしいなって漠然と思ってたんですよ。土地の探し方のお話になるかもしれないですけど、土地探しって結構肝だと思うんです

僕も1年半ぐらいかけて土地は探しました

こういう業界にいるから特別にここを買えたんじゃないかってよく言われるんですけど、そんなことは決してなくて。普通に一般の消費者の方、みなさんと同じように買ったんです。見て分かるように、ヨットの帆みたいな形してて特異な形をしてて変形地だということと、道が狭いので、飛びつくような土地では決してなかったです。なので、第一候補としてとりあえず置いといて

自分の足で探しました。もちろん業者さんに投げることもできたんですけど、というよりは自分で探したほうがいいんじゃないかなとは思います。車ででも歩いてでもいいと思いますし、ぐるぐる回ってそれでめぐり合えたものっていうのは結構感慨深いものがあると思うんですね、実際探してみると

土地って、僕は『縁』があると思っていて。土地探し始めると2年でも3年でも、時間はかけれると思うんですけど、それだけかけてでもいい土地にはめぐり合うと思うんです。いつもお客様に「100点満点の土地はありません」って言うんですよ。大体6、70点の土地があったら買いですよって。

そう。ここの減点ポイントでいうと、道が狭い。あと変形地っていうところ。じゃあ逆に、買ったときにどう考えたかっていうと、道が狭いってことは車がビュンビュン通らないですよね、なら子ども遊ばせてても安心だなとか。変形地っていうのは賞味、僕の中ではあんまりマイナス点ではなかったんです。そこはうちの建築家に任せれば大丈夫だろうというのもあったし。そういうマイナス点のおかげで、ここはこの辺の相場よりは安く買えました

ぶっちゃけて言うと60坪として坪8万ぐらい

相場よりもかなり安く買えたのはラッキーかな。1回実は僕、土地探し失敗してるんです。希望してた学区の土地を買おうとしてたんですけど、先越されちゃったわけですよ、ほかの人に。ライバルがいたんですね。次は絶対失敗しないぞって思ってて。ただここはなかなか売れないっていうのが分かってたので、売れたら売れたときだと。さっきも言った『縁』って絶対あるっていう気持ちで買いました

ですね。
あと建物についていうと、実際お客様に売ったとなると建物だけで4000万から5000万くらいです。
ただ、この床とか木梁とか、塗装壁もクロスよりは高くなるんですが、使ってる素材一つ一つに、ある意味人柱となるイメージで「これ使ったらどうかな」、「ここまでいらなかったな」、「これ絶対やったほうがいいよ」っていうのを今後お客さんに提案できるっていうのもあって、なかなかお客様がされないことをしてみようっていうのは気持ちの中でありましたね