【建房】「人と違う家にしたかった」 耐震性能・アフター編

【今回の訪問者】

けん・えり夫婦

けんとえりです。家への希望は、バーベキューができる庭、トイレは2つ、絶対畳の部屋もほしい!建てる場所もだいたいのエリアを決めて、徐々に動き始めようかなって思ってます

たくちゃん・ちほちゃん夫妻

主人のたくちゃん、奥さんのちほちゃんです。家についてまだあんまり具体的に決まってはないけど、理想と現実のバランスをとりながら、でも自分たちのこだわりとかいいなと思うところはチャっと取り入れていきたいです

小林さん

施主の小林です。僕は施主でもあり、施工会社である建房のスタッフでもあります。なので今回はその両方面の立場から家づくりについてお答えしますので、なんでも遠慮なく聞いてください!よろしくおねがいします

建築家デザインの「高気密・高断熱」を実現した断熱工法による冬暖かく・夏涼しい省エネ住宅の見学をしたけん・えり夫婦とたくちゃん・ちほちゃん夫婦。連載最終回となる第6回は、昨今の住宅事情の中でも重要度が増す耐震について、そして建てた後のアフターについてをお聞きしました!ぜひご覧ください!

【建房】

「人と違う家にしたかった」という家づくりに共感しました!

安全・安心の暮らしのために…耐震性能

けん

耐震についてお聞きしたいです

えり

工務店のお家って今日が初めてなんですけど、大きいハウスメーカーとかは結構回ってて。その中でよく聞くのが、国で定めてる耐震等級3。でも熊本地震とか神戸の震災とかの規模だったら3等級だったら全然足りないんですよね

小林さん

そうそう、おっしゃる通りです

えり

でもだいたいのところで3等級をすごい売りにされるけど、心の中では「いやいや、3等級じゃ全然足りないじゃん」ってツッコミながら回ってるんですけど(笑)

小林さん

そうですね。
すごい深いところ突いてくるの、すばらしいと思います!

たくちゃん

そうなんですか?知らなかった!

小林さん

地震に関して言うと、起こってしまって倒れてしまったら取り返しのつかないことですよね。実は、2階建以下かつ木造の建物って、おうちとは限らないですけど、構造計算ってしなくていいんです。簡易チェックっていうので耐震等級3が取れちゃう現状があるんです

たくちゃん

えぇ〜!それは・・・どうなんだろう・・・

小林さん

実際それを甘んじてやってる会社さんってごまんといるので、それは正直許せないところでもあったりするんですけどね。
この家だったら、この梁の太さはなんで22センチなのって突き詰めて計算していって、ちゃんとした構造計算をしておかないとダメなんです
耐震3っていうのは耐震等級3っていうラベルがあるだけなので、正直どうでもいい話なんです

けん

う〜ん・・。そうなんですね

小林さん

熊本震災に遭っても倒れなかった家っていうのが、実際に構造計算をされてる家だって立証もされてます。そこまでのお家を担保しないと、ご家族が住む家、子どもたちが住む家なので、まさに非常時に何かあったときには取り返しつかないよねっていうのは、お客様にお話しさせていただいてます

ちほちゃん

簡易で済ませられるものではないはずですよね

小林さん

例えば大手メーカーさんで鉄骨を使ったりとか、軽量鉄骨使ってる会社さんは、一応あれは大臣認定ですけど構造計算されているんです。価格が高いのはそういう理由もあるんですよね。木造の会社さんって基本的にしてないです。なので、構造計算をせずに耐震等級3ですよって言って建てちゃうのは危険だと思うんです

たくちゃん

説明聞くと素人でもわかります、危険ですよ

小林さん

今はパソコンで何でもできますからね。こういうお家ができたとして、こう揺らすとどうなるのかってパソコンでシミュレーションしてから築上に入るっていうのをきちんとされたほうがいいかなと思います。
構造計算されてる木造建築会社はほとんどないので、ここはきちんと確認されたほうがいいでしょうね。それから耐震等級3が全てではないので。それだけでは正直甘いです。えりさんのおっしゃる通りで、そこはぜひ押してみてください

えり

ですね!(笑)

住んでからが肝心!アフターフォロー

ちほちゃん

実際に住まれてからの話・・・アフターフォローとか

えり

アフター、聞きたいです

小林さん

そうですね・・・うちはまだそんなアフター対応してもらうようなことがないんですが、気になることがあると言ったら来てくれるので、そこまで心配はないですね。自分でやればいいっていうのもあったりして(笑)。どうしても人手がいるときは呼び寄せてやってもらったりもします

小林さん

実際、僕も業務としてアフターももちろんあるので、お客様の家にお邪魔させていただいたりもしてます。タオルバーが外れたというご連絡をいただいて付けに行ったりとか。
現状としてすぐに対応はできてるかなとは思いますね。

ちほちゃん

すぐに対応してもらえるっていうのは助かります

小林さん

アフター面だと保証の話にもなってくると思うんですけど、建房の家では60年サポートっていうのがついてて。例えば、設備機器のIHとか食洗機とかって基本的には1年とか3年とかの短期保証だけなんですよ。それが60年サポートだと10年間保証になるっていうのがあって。9年目で壊れても保証してくれるっていうのが入ってるので、それはすごいありがたいことだなと思ってます。今建てられているみなさまには入っていただいてるんです

たくちゃん

電気設備とかに10年保証あるとうれしいですね。
だいたい10年経つ前に不具合出たりするし(笑)

小林さん

あと強みとしたら、僕たちも例えば正月の1月1日に電話出られるかって言われるとそうとは限らないんですよね。そのときに「漏れが」とか「トイレが詰まった」とかっていうのはなかなか対応しきれないところがあるんですが、ちゃんと24時間365日対応可能なコールセンターも設置しているので、そこに電話していただければ近くの設備屋さんなりが30分以内で一次対応してくれるっていうのが強みではありますかね

たくちゃん・ちほちゃん

なるほど!
お家を見させてもらった上、いろいろと教えてくださってありがとうございましたー!

けん・えり夫婦

ハウスメーカーでは聞けない、教えてもらえないことまで聞けて本当によかったです!

小林さん

いえいえ、参考になれば幸いです!
素敵なお家になりますよう、家づくり頑張ってくださいね

最後に、訪問を終えた二組からの感想

けん・えり夫婦

実際に住んでいる家を見学できたため、イメージしやすかったです。住んでいる方のリアルな感想を聞けたのも良かったです!
一番気になる金銭面も詳しく教えていただけたので参考になりました。
子供が家を傷つけないか心配でしたがおもちゃを用意してくださっていてとても助かりました!ありがとうございました!

たくちゃん・ちほちゃん夫婦

実際に住んでいるお家なので生活感が感じられ、モデルハウスや間取り図だけではわからないリアルな空間の大きさを体感できたのがとても良かったです。吹抜けも正直寒いイメージでしたが、断熱性能を高めれば問題ないことがわかり安心できました!
夢だけじゃなくライフプランに沿った提案もしてくれて、その中でも想いもしっかり叶えてくれるとのことで凄く惹かれましたね。見学させてもらって本当に参考になりました。ありがとうございました!

【建房】

「人と違う家にしたかった」という家づくりに共感しました!

※本記事ページでは、読者の皆さんへ見学に訪れた感覚をできる限りそのままお伝えしたいと考えており、会話の内容はほぼ加筆修正せず書き起こし、写真もなるべく加工せず用いています。皆さんもぜひお友達と一緒に訪れた気持ちでお楽しみください。また、掲載の間取りは簡易図となり、実際とは異なります。

左からたくちゃん、ちほちゃん、建房 小林さん、えり、けん

「もしも家を建てたなら」では、マイホームの夢を叶えた先輩のお家や、住宅会社・工務店のモデルハウスや完成見学会に訪問して、インタビューをしてくれる皆さまを大募集しています。
お家探しのヒントが見つかるこの訪問・見学に、ぜひお気軽にご参加ください。



HOUSE DATAハウジングデータ

建築面積 153.49㎡(46.42坪)
1F面積 94.39㎡(28.55坪)
2F面積 59.10㎡(17.87坪)
工法 在来軸組工法
家族構成 ご夫婦+お子さま2人
竣工年月 2017年2月

COMPANY DATAこの家を建てた工務店・住宅会社

株式会社 建房

住所 倉敷市福井54-1 [MAP]
電話 0120-742-012
時間 10:00~18:00
定休 毎週水曜日