古民家鑑定士が語る費用・技術・見極め方 | 古民家再生見学ツアー(後編)

現場で熟練の職人から技術を身につけ、次の世代へ

もし家編集部

なんば建築工房さんには職人さんは何人ぐらいいらっしゃるんですか?

正田さん

今、20人弱おります。上は82歳から下は18歳

もし家編集部

82歳と18歳ですか。すごいですね。82歳の方もまだ現役でやっていらっしゃるんですか

正田さん

現役でされていますね。これがまたね、挨拶がいいんですよ。背筋をピンとしてね、毎朝私も歩いていると一旦立ち止まって、おはようございますと帽子を脱いで通り過ぎていかれるんですけれども、かっこいいですね

もし家編集部

なるほど。職人さんどうこうじゃなくて、人として見習わないといけないですね。ずっと御社にいらっしゃるのでしょうか?

正田さん

途中からなんですけれども、会長と一緒にうちの会社を一緒にやってきたというような職人さんです

もし家編集部

100年とかの歴史のある工務店さんだと、脈々と受け継ぐ技術もあったりするわけですね

正田さん

そうですね。ここの棟梁が46歳で、そこの下に18歳の大工がついて、技術を継承していっています。やっぱりこういう仕事っていうのは、説明書やカタログ見て身につけるような仕事じゃなくて、現場で覚えるのが大切になります。それは職人さんにとっても、自分の技術にもなっていきますね

もし家編集部

若い職人さんが技術を覚えていくと将来がすごく楽しみですね

正田さん

若い子は生き生きしていますよね。職人である以上、お金のためだけに仕事をするんじゃなくて、自分の技術を磨くために一個一個努力している姿というのは、僕も身近で見ていて、すごくいいなと思います

もし家編集部

今日はすごくいい勉強になりました。ありがとうございました

正田さん

ありがとうございました

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COMPANY DATAこの家を建てた工務店・住宅会社

株式会社 なんば建築工房

住所 倉敷市児島上の町1丁目11-44[MAP]
電話 0120-780-492
時間 8:00~17:00
定休 毎週日曜・祝日・GW・夏季・年末年始休暇