【もし家コラム】失敗しない壁紙の選び方とお掃除法!

新築を建てる場合でもリノベやリフォームをする場合でも、意外に悩みどころなのが「壁紙(クロス、ウォールペーパー)」ですよね。
デザインや素材も様々で、「何を選べばいいか?」「お掃除やお手入れの仕方は?」と困っている方も多いはず? 今回はそんな壁紙についてご紹介しま

壁紙の材質はビニール、紙、布

「ビニールクロス」は汚れに強く長持ち

一般的に最も多く採用されているのがビニールクロスです。デザイン豊富でコスパも良く耐久性が高い、そして何より拭き掃除がしやすいのがポイントです。ただしホルムアルデヒドが含まれているものも存在するため、事前に成分チェックが必要です。

「紙クロス」は通気性・吸音性がGOOD

パルプを使用した洋紙や和紙、プリント加工やエンボス加工が施されたものなど種類が豊富なのが紙クロスです。通気性が良く、音の吸収にも優れているのがポイントです。

「布クロス」は調湿性に優れ、耐久性も十分

木綿や麻といった自然素材、シルクなどの高級素材、そして化繊素材まで幅広い種類がある布クロス。布の繊維の表情があり、高級感・重厚感を感じられるのがポイントですが、汚れがつきやすく手入れが必要な素材でもあります。

壁紙にはいろいろな効果が!

アレルギーや花粉症の方にオススメな「抗アレルギー効果」

壁紙の表面に安全性を確認した薬剤を使用し、アレルギーの原因となるダニのフンや死骸、花粉症の原因となるスギ花粉などへの抑制効果があります。ただし効果は5〜10年を目処に減少していくと言われています。

ウイルスを抑える効果のある「抗ウイルス効果」

壁紙の表面に抗ウイルス成分を含有することで、壁紙に付いたウイルスの抑制効果があります。もちろん全てのウイルスに対しての効果がある訳ではありませんが、金額により様々な抗ウイルス機能のある壁紙が販売されています。

ニオイに敏感な方にオススメの「消臭・抗菌効果」

キッチンや洗面室といった箇所に発生しがちな、生活の気になるニオイを軽減する機能を持つ壁紙です。ニオイの素となる「ガス」を吸着し分解することで消臭する仕組みとなっており、タバコ臭やペットのニオイにも効果があるといわれています。

リラックス効果もある「マイナスイオン効果」

空気中の水分と反応することでマイナスイオンを放出する、天然鉱石を含んだ壁紙です。マイナスイオンの効果によりストレス軽減やリラックス効果が期待されています。

夏涼しく冬暖かく感じられる「湿度調整効果」

紙や布の壁紙の表面に無数の穴を開けることで、空気中の余分な水分を吸収したり、逆に放出したりできる仕組みとなっています。それらの機能により室内の湿度をなるべく一定に保つことができ、夏は涼しく冬は暖かく感じられる効果があります。

そして次ページでは壁紙のお掃除の仕方、お教えします!