DIYを取り入れた、土間と吹抜けのある家|施主邸ルームツアー(前編)

今回「もし家編集部」がお届けするルームツアーは、DIYが趣味のご夫婦とお子様2人が暮らす、土間や吹抜け、ウッドデッキが特徴的なお家。遊び心満載の家づくりが人気のHouZAによる規格住宅です!動画・記事の両方でお楽しみください♪ 

取材日:2021年9月11日

Mさん夫妻

【今回の施主さん】
多くの住宅会社さんを見て回りましたが、HouZAさんなら理想の家を建てられると思い、お願いしました。気に入った土地も見つけられ、満足できる家づくりを実現できました!

※当取材では出演者同士は十分な距離をとり、また出演者以外のスタッフも常時マスクを着用するなど感染症予防対策をした上で行なっております。

玄関から入ると土間〜リビング

もし家編集部

お邪魔いたします!
まず玄関入ったらすぐ土間、それでそのままリビングっていうかなり変わった作りなんですけど、どういう発注と言いますか、どういう風にお願いしたらこういう風になるんでしょうか?

Mさん(奥さん)

玄関の壁をとってくださいって言ったらこうなりました(笑)

Mさん

最初、可能な限りとってくださいって話をして、多分前例がないんでしょうね、検討していただいて、「全部取れます」と

もし家編集部

かなり広く感じますけど、階段下から土間部分、そしてキッチンの一番奥までで何帖ぐらいでしょう?

Mさん

含めたら24帖とか?

もし家編集部

ぐらいあるのかなと思います。
この空間の中で一番やっぱり家族でいらっしゃるのはソファになるんですか?

Mさん(奥さん)

そうですね。ソファか、意外とハンモックに子どもたちはずっと

もし家編集部

やっぱりこういうハンモックがあると、お子さんもかなり使うんですか?

Mさん(奥さん)

使いますね!

もし家編集部

家の中にハンモックっていうのは、最近はちょこちょこいらっしゃいますけども、2つというのは珍しいですね(笑)

Mさん(奥さん)

そうですね。なかなか2個つけるところは(笑)

もし家編集部

DIYもかなりされていらっしゃると思うんですけれど、こだわった所ってどんな所か、色々ご紹介いただいてもいいですか?

Mさん(奥さん)

この天井の物干し(笑)

もし家編集部

この物干しは、一見して物干しに見えないんですけど、物干しとしてつけたんですね?

Mさん(奥さん)

そうですね。物干しとして使おうと思って、金具自体はHouZAさんで売ってる雑貨の金具で、チェーンは普通にホームセンターで切り売りのなので、そんなにお金かかってないです。数千円くらい

もし家編集部

つけた理由っていうのは、どんな理由なんでしょう?

Mさん(奥さん)

ここが土間なので、夏場だったら水着とか、ちょっと濡れた物を干して水が滴ってきても全然大丈夫っていうのでここにつけました

もし家編集部

特に物干しという風にも見えなくて、オシャレなインテリアっていう感じに見えるので、すごい面白いなと思いました

こだわりのDIYをご紹介

もし家編集部

色々ご自身で作られたものもたくさん置かれていると思うんですけど、ご紹介いただいてもよろしいですか?

Mさん(奥さん)

正面にある棚自体も作ったんです。既製品じゃなくて。
ペレットストーブがあるので、その掃除する道具をかけておく用に

もし家編集部

その奥にあるデスクの上にある照明も、これもつけたんですか?

Mさん(奥さん)

そうです。照明も後付けで。照明だけ買ってきてつけましたね

もし家編集部

後でいろんな所につけようと思うと、先に住宅会社さんに何か言っておいた方が良かったりするんでしょうか?

Mさん

そうですね。普通だったら施工ボードで組むんですけど、合板を入れていただくことで、どこでもつけられるようになるので

Mさん(奥さん)

おいおい「ここは何か打つであろう」っていう所は「補強壁にしてください」って指示を初めに出したので、打てるように補強壁になってるんです

Mさん

まぁ、無くてもつけるんですけど(笑)

もし家編集部

軽いものであれば?

Mさん

そうですね、柱を狙えば。施工中の骨だけの状態を自分たちで写真撮って「ここには必ず柱がある」と理解した上で、棚とか打つようにしてるので

もし家編集部

プロですね!
DIYをするためというか、それを分かってないでそこを外してしまったりすると、後で落ちてくる

Mさん

あの棚でいくと、棚の左側はちょうど柱を狙ってるのが分かると思うんですけど、右側の部分に間柱がくるんです。裏が引き戸なので、ちょっと変わったサイズ感になるんですよ。それを計算してあそこに打ったっていう

Mさん(奥さん)

だから、建築中の写真を撮ってたんです。できてからその写真と見ながら、「この辺」っていうのを狙って打ったっていう

もし家編集部

その場所にちょうど来るように打ってると

Mさん(奥さん)

でも一回失敗してるんです。よく見たら、壁に穴が空いてます(笑)

もし家編集部

打った所が違ってたらズレちゃうし落ちちゃう、と

Mさん

すぐ外れます。重たいものは特にそうですけど、すぐに取れるし危ないので、大きい棚とかつけるときは必ず狙うように。だんだん自分で覚えていったところもありますけど。軽い棚だったりすると、石膏用のネジとかでいけば問題ないんですけど、どうしても力がかかるようなところはしっかり狙ってあげないといけないなということで

Mさん(奥さん)

ここに木が生えてる所が失敗した穴なんです。開いた穴に100均で買ってきた木を差したんです

Mさん

いずれ壁紙を貼って誤魔化そうかなと

もし家編集部

なるほど。オシャレに隠すっていうテクニックですね。非常に勉強になります。
でも、やっぱり事前にちゃんと柱がある場所を理解しておくと、DIYは非常にやりやすいっていうことですね

Mさん

やりやすいですね。そういう意味では補強入れている所だったら、テレビとか設置したりも自分でできるので

もし家編集部

DIYするには事前に把握しておく事と、やりそうな場所については補強を最初からしておいてもらうように依頼をするというのが大事なんですね

リビング〜キッチンのこだわりポイントは

もし家編集部

リビング側の棚とかもご自身でつけられているような感じですけども、こだわった所は特にどこでしょうか?

Mさん

テーブルの高さですね。一般的なリビングテーブルっていうのはもうちょっと高さがあるんですけど

もし家編集部

低くした理由っていうのは、ソファとの関係?

Mさん

そうですね。リビングを土間にしたので、リビングとダイニングの間みたいなポジションにしたかったので。
ちょっと高めのソファと低めのテーブルにすると家具自体の大きさが下に下がるので、空間も広く感じやすいっていうのが狙いです

もし家編集部

なるほど。確かにここに椅子とダイニングセットがあると、ちょっと大きすぎる感じがしそうですね

Mさん

そうですね。圧迫感を消すっていう狙いがあります。
足の形も、元は「ロ」の字なんですけど、ソファに入ることを考えて「T」の字に変えてもらって、作ってもらいました。座りやすいように

もし家編集部

家具屋さんでこのテーブルの板を購入して、また別の所で足の部分を購入して付けたということなんですね。
すごい計算をされてて素晴らしいですね。あと、カウンターも作られたということですよね?

Mさん(奥さん)

そうですね。カウンターも作って、ゴミ箱を置く所が無くて、そこに置いたら丸見えになるし。
あと対面キッチンじゃなくて壁づけキッチンなので、振り返った時や料理する時に置く所があると便利なので作りました

もし家編集部

最近は対面にされる方が多いと思うんですけど、背面キッチンはこういうのを付けるとデメリットらしきものは感じなくなりますね

Mさん(奥さん)

ないですね。自分で作っているからサイズ感も自由にできるので

もし家編集部

キッチンの棚はどのタイミングで付けましたか?

Mさん(奥さん)

一番最初に付けたのはこの棚かもしれません。アイアンの金具はHouZAさんで買った雑貨の金具で、上に載ってる棚板はホームセンターで安く売ってる板を買ってきて、自分たちで高さを合わせて取り付けたって感じですね

もし家編集部

収納金具とかの使い方が非常に上手ですよね。キッチンペーパーの所とか

Mさん(奥さん)

全部100均です(笑)。キッチンペーパーやまな板を吊ってるバーは全部100均で売ってるバーなので1個100円なんです

もし家編集部

賢い使い方をしてらっしゃいますね!
すごく機能的で無駄が無くて、バランスも良いので