【なんば建築工房】和のもつ奥深さ、木のやさしさを15年の経年変化で体感する「家族が集う家」 | 前編

家族の気配を感じる開放的なリビング

正田さん

ここがリビングです。一応リビングはカエデの無垢板なんですけど、窓際は大谷石って言って栃木県のほうの軽石みたいな、空気がいっぱい含まれてる石です

ささみー

思ったより、冷たくないですね。石って普通ヒヤっていう感じがするけど

正田さん

断熱性もある程度あるっていうのと、耐久性はあんまり強くないんで、室内用に向いてるんですよ。こういう風合いが好きな人は室内とか壁とか。この穴はちょっと、うちに来た子供とかがみんなほじくって帰るんです(笑)

ささみー

でもそれも味になるからいいですね

正田さん

あとリビングで座ったときに、夜はブラインドを半分閉めておくと、目線を気にせずに外が見れる感じにしています

ささみー

本当だ。外の格子があって、ブラインドがあるから気にならないですね

正田さん

ちょうどお向かいのお家の窓があるんでね。やっぱりブラインド一つとっても立地条件や目的によって使い方も色々考えないといけないんですよ

ささみー

そういうのも大事なんですね

正田さん

あと上は吹き抜けになっています。ここが階段入れて約10畳あって、そのまま上10畳抜けてるような感じです

ささみー

なんか別荘地みたいな感じですよね

正田さん

ガンガン住んでるんでこの開放感が普通になってるんですよ。

もともと外にいるのが好きっていう感じだったんで

ささみー

家の中にいながら外にいる開放感も味わいたいってことですね

正田さん

そうそう。外にいるような感じがね。家を建てるときは家づくりのテーマを一つ決めるのがおススメです。僕たちも「家族が集う家」っていうテーマで、子どもいないときに建てたんです。家族が増えていくにつれてコミュニケーションが取れたりとか、気配が感じるお家がいいなって

ささみー

たしかにどこにいても、家族の気配が感じられますもんね

次回(後編)は、お子さんの遊び場所やお風呂・キッチン周り。専門家ならではの為になるお話など盛りだくさん! >> 和のもつ奥深さ、木のやさしさを15年の経年変化で体感する「家族が集う家」 | 後編

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HOUSE DATAハウジングデータ

延床面積 127.90㎡(38.69坪)
1F面積 69.96㎡(21.17坪)
2F面積 59.94㎡(18.14坪)
工法 木造軸組工法
竣工年月 2004年9月

COMPANY DATAこの家を建てた工務店・住宅会社

株式会社 なんば建築工房

住所 倉敷市児島上の町1丁目11-44[MAP]
電話 0120-780-492
時間 8:00~17:00
定休 毎週日曜・祝日・GW・夏季・年末年始休暇