【なんば建築工房】和のもつ奥深さ、木のやさしさを15年の経年変化で体感する「家族が集う家」 | 前編

もし家初訪問!のささみーが今回見学したのは、 昔からの職人による家づくりを大切にしている株式会社なんば建築工房の社長・正田さんのお宅。実際に住んでいるオーナーとしての視点と、建築した施工会社としてからの視点でのお話が聞けました。本物志向の壁や床、薪ストーブなど、開放的な「和のお家」。その前編をお楽しみください!

後編は >> こちらからご覧になれます

ささみー

【今回の訪問者】
はじめまして、ささみーです。
今回初めて参加させていただきました!
現在岡山で暮らし始めて1年目で夫婦2人で賃貸アパートに暮らしています。
いつかマイホームを建てようと2人で話をしています。
まだ具体的なことは決まっていませんが、いろいろなお家を見て自分達の家づくりに生かしていきたいなと思って参加させていただきました!

正田さん

こんにちは、正田です。建築した側としても、実際に15年住んでいる住人としても答えていきます。宜しくお願い致します!

※本記事ページでは、読者の皆さんへ見学に訪れた感覚をできる限りそのままお伝えしたいと考えており、会話の内容はほぼ加筆修正せず書き起こし、写真もなるべく加工せず用いています。皆さんもぜひお友達と一緒に訪れた気持ちでお楽しみください。また、掲載の間取りは簡易図となり、実際とは異なります。

こだわりの詰まった駐車場~玄関

正田さん

最初に全体の説明させていただくと、土地の大きさが64坪ありまして、建物が建ってる敷地が約40坪。南道路なんで日が入るんですけども、ちょっと間口が狭くて奥行が長い敷地になっています。南の日の当たるところから、しっかりと光が入るようにプランニングをさせていただいています

ささみー

そうなんですね。どんなお家か楽しみです。よろしくお願いします!

正田さん

右側が自転車置き場ですね。この家を建てた当時っていうのは、まだ子供がいない状態だったんですよ。その後子どもができたらやっぱり自転車置き場が結構いるなっていうことで。家のデザインを崩さずにどうやって自転車を置くか考えて、あとづけでつくりました。

ささみー

なるほどー

正田さん

玄関前のこの石畳は御影石って言いまして、赤っぽいのが御影のサビですね。白っぽいものはツルツルに磨くと墓石とかにもなるような石なんですけど、ただ単のコンクリート打ちっていうのも寂しいので。石にするのかコンクリートにするのかによって予算はだいぶ変わるんですけどね

ささみー

もちろん石の方が高い?

正田さん

石のほうが高いです。夫婦の中ですったもんだしながらやってたんですけども。でもやっぱり玄関って言ったらお家の顔なので、頑張ってここだけでも石にしようっていうことで、石畳をひきました。ここを通りながら玄関に入るっていう形ですね

ささみー

旅館みたい!
このちょっと奥まったところを玄関された理由とかってありますか?

正田さん

僕ら夫婦はキャンプとかアウトドアが好きなんで、車を置いて濡れずに荷物の出し入れができるようにしたかったんです

ささみー

それでかいですよね、雨に濡れずにすみますね

正田さん

そうなんですよ。それでちょっと中に入れたっていう感じですね。ではどうぞ中へ

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