陽光あふれる吹抜けのある2階
Hさん
では2階へどうぞ
もりちゃん
わー! 明るいですね!
えり
吹抜けの開放感がすごいですね。陽の入り方が家じゃないみたい。旅館みたいですね(笑)
Hさん
よく友達とかがきたら言われますね。「寿司屋みたいじゃん」って(笑)
えり
料亭みたいな感じで(笑)
もりちゃん
もともと吹抜けを作りたかったんですか?
Hさん
そうですね。吹抜けあったら良いなっていうのと、近藤社長が「風の通り抜けで吹抜けがあったら非常に良いですよ」っておっしゃったので
もりちゃん
下の暖かい空気が上に来る
Hさん
そうですね。夏は窓を開けてあげると風が流れていきます
えり
あと位置も重要なんですよね、結構
Hさん
そうですね。後ほど近藤社長に言っていただいたら詳しく教えていただけると思います
もりちゃん
風の向きとかも計算したんですか?
Hさん
そうですね。計算して作っていただいたので
もりちゃん
そうですよね。2階はちなみにエアコンは?
Hさん
一応エアコンは寝室の方にありますが、「どうしても今日は暑くて寝られない」ってなった時に付ける程度です
えり
冬に寒いからではなくて、夏に暑いからということなんですね?
Hさん
そうですね。冬はつけてないですね…僕が暑がりっていうのもあるんですけど(笑)
えり
奥様から「朝が寒いな」とか言われたりはしないですか?
Hさん
仕事から帰ってきた時に、「外寒かったな」っていう感じですね。生活していて寒いな、みたいなのはないですね
もりちゃん
寝るときはドア閉めるじゃないですか。そうしたら空気が行かなさそうだと思うんですけど…、でも部屋の空気も暖かくなるんですか?
Hさん
暖かいですね
もりちゃん
不思議ですね
えり
ハテナがいっぱいある
Hさん
実際に寝室に入っていただいたらわかると思いますよ
えり
窓も本当に大きいですね
Hさん
そうですね。最初におっしゃってくれたように陽光を採り込むように。特に今の時間とかっていうのは眩しいなっていうくらい下階にも入ってくるので
えり
もともとこういう土地を探されてたんですか?
Hさん
土地はですね、実家がすぐ隣なんですよ。でもこの土地が売りに出ていたので、その感じで決めました
えり
じゃぁ、家も大きい家に住みたいから広い土地に建てようとかではなくて、この広い土地があるからこのくらいの。土地を基準に家を建てられたんですか?
Hさん
そうですね。まずは土地を買って、こんな土地ですって見せて
もりちゃん
土地を先に買われてたんですね
Hさん
「この土地を買う予定なんです」って近藤社長にお話しして、「じゃあこういう感じはどうでしょう」って決まっていきました
えり
庭が広いの羨ましいです!
Hさん
岡山市内とかなかなか広いのは…。ここは田舎なので(笑)
こだわりのキッチン背面収納と和室の坪庭
えり
床のタイルの色が違う箇所がありますが?
Hさん
黒いタイルが蓄熱タイルでして。今見てもらっている通り、日中に陽の光が入ったらこの蓄熱タイルに熱を蓄熱させて、夜はそれを放熱させてより暖かくしようという感じで作っていただいています
もりちゃん
夏はどうなるんですか?
近藤さん
夏はこれに冷たいのを蓄熱させて冷たくなります。エアコンで部屋を冷やすように。実は夏の方が効果があるんです
えり
陽の光で暑くなったりしないんですか?
近藤さん
陽の光に当てちゃダメなんですよ
えり
やっぱりそうなんですね
近藤さん
夏は太陽の高度が高いので当たらないんですよ。今は冬だから低くなって当たっているんですけど、夏は陽射しが当たらない。そうして温度のムラが無くなるんです。貯金みたいなもんです。熱の貯金というか。夏も貯金ができる。またこの貯金を切り崩して使うという
えり
すごい!
近藤さん
より機械に頼らないようになっています
えり
アイランドキッチン背面の棚に、冷蔵庫とかも全部しまわれてるんですか?
Hさん
そうですね、冷蔵庫とか色々。電子レンジとか食器類の棚も全部。勝手口もあります
もりちゃん
勝手口もですか? 閉めていると本当に生活感がないですね。こうやって隠しているのは奥様のご意向ですか?
Hさん
来客があったときに隠せたら良いなっていうのがあったのと、同じような形のが、近藤建設興業さんのお家を見させてもらったときにあったので「これ良いな」と思って、嫁さんと相談して「これにしようか」とした感じですね
えり
今気づいたんですけど、ドアが縞々で。すごい
Hさん
これは好みですね、完全に(笑)
近藤さん
これはメーカーさん製のものですね
もりちゃん
そうなんですね。上に少しだけ隙間があるのは風を通すとかそういうことではないんですね
Hさん
ではないんですね。吊り戸ですね
もりちゃん
和室の方も、お邪魔いたします
Hさん
はい。和室でこだわったというかお願いしたのが、坪庭ですね。和室なのでちょっと雰囲気というか、居心地が良い空間がいいなと相談したら、「こういうのはどうですか」という感じでしてくださって
近藤さん
外の目隠しの位置が敷地の形なので、どれだけ家の向きがどうなっているかは、ああいうところを見ればお分かりになると思います
えり
家の向こう側が斜めなので、そういえばこっち(家)が斜めなんだなって分かるんですね
Hさん
昨日は節分なので、どっちの向きだったかなって言いながら太巻き食べました(笑)
えり
わからなくなっちゃう(笑)
Hさん
坪庭は結構気に入ってます。今はちょっと葉っぱが落ちたんですけど、夏は緑で秋は赤で。苔はちゃんと手入れしてますから
もりちゃん
外構もすべて近藤さんにお願いされたんですか?
Hさん
そうですね。もうちょっと色々できたらなっていうのはあったんですけど、色々資金計画も考えて、削れるところは削っていこうっていう形で。見栄えを良くしたいところはよくしたっていう形ですね
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