家づくり経験者の声を活かしたレイクビューの家│モデルハウス ルームツアー(前編)

空間の広がりを感じられるLDK

(写真提供:小川建美)
可愛らしさと実用性を兼ね備えたオリジナルのリビングドア(写真提供:小川建美)

もし家編集部

リビングの扉、すごいかわいいですね!

岡本さん

でしょう!
本物の木で作ったドアなんです。透明のガラスなので最初はリビングの中が丸見えでどうかなと思ったんですが、リビング階段ではなく、玄関から直接2階子供部屋に上がっていく間取りになっているので、ガラスがクリアであることでリビングからも子供帰って来たなとかわかる。雰囲気もカフェっぽいというか、最終的にすごい気に入ってます

階段の上り下りがわかる透明ガラス入り

もし家編集部

なるほど、扉を閉めていてもわかるのはいいですよね。
リビングに入ってきましたが、吹抜けがあって、広く感じますね!

岡本さん

そうなんですよ。玄関の天井をあえて低くしていたのは、実はこの開放感のためなんです。この吹抜けがあるリビングに入った時に、一気に空間が広がるように感じられるという空間設計だと、建築士の先生が提案してくれました

(写真提供:小川建美)
南面がひらけていて爽やかな風が通り抜ける(写真提供:小川建美)

もし家編集部

確かに天井の高さも全然違いますね!
リビングは家具の置き方とかに何かこだわりがあったりされるんですか?

岡本さん

あんまり広くないので、大きいソファを置く予定にはしない間取りになっているんですよ。
その代わりと言うか、床がパインの無垢材を使っていて、柔らかくて足触りが良いんです。直接座って痛くないので床にそのまま座ってテレビを見たり、おしゃべりしたり。ウッドデッキにそのまま繋がるので、この絶好の風景を眺めるっていう想定をしています

もし家編集部

レイクビューが本当にいい風景で、床も気持ちいいです

岡本さん

今もだいぶ色が変わって来ているんですけど、あと何年かしたらもっと飴色みたいに艶が出てくるんですけど、それも含めて楽しみだなっていう感じですね。
シンプルに作っているので、その時の状況によって、暮らし方に合わせて住んでいけるっていうのもこの家のいいところだと思います

もし家編集部

ちょっと出っ張ってるこの部分はなんでしょう?

岡本さん

ここがですね、ちょうど階段の下を利用した収納になってます。実はこの収納の位置が、地味なんですけど打ち合わせで一番悩んだところなんですよ。
もともとリビング内に階段を作る予定だったんですけど、なるべく収納を少なくしたい、でもすぐ手に取れるところに掃除機を置きたい、だけど場所がない・・・となって。
コーディネーターとも悩みに悩んで、最終的に行き着いたのが階段の上がり方を逆にして、階段下に収納を作ること。中にコンセントも付けたので充電もできてすぐ取れる!このアイデアに行き着いた時は、コーディネーターの人とガッツポーズでした(笑)

もし家編集部

(笑)
特に小さいお子さんなんかいると、掃除道具をすぐにパッと取り出せるのは本当に便利でいいでしょうね!

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見える景色にもこだわったキッチン

異素材が融合したカフェのようなキッチン(写真提供:小川建美)

もし家編集部

キッチンはどういうコーディネートにされてるんですか?

岡本さん

パインの無垢材を床に使ったので、それに合うものっていうのは一つありましたね。
ただあんまりにもナチュラルとか、かわいいのにしたかったわけじゃないので、天板はステンレスにしたり、グレーのタイルでちょっとレトロな感じにもしつつ、今風な素敵な感じにしたかったです。あまりコストは惜しまず、こだわった部分ですかね

もし家編集部

IHではなくガスなのも何か理由があるんですか?

岡本さん

これは私本人の趣味趣向なんですけど、料理が好きで、料理をする上では火がいいなっていうのもあって。
あと、休日に朝昼晩の食事を作るとなると、かなりキッチンに立つ時間が長いんですよね。なのでキッチンから見える景色にはこだわりました。このペンダントライトも神戸にまで買いに行ったものだったり。眺めや、何を使うかっていうのはこの家の中でも結構こだわりが大きい部分かなと思います

キッチンから見える風景にもこだわった

もし家編集部

奥はパントリーになっているんですね

少なく見えて収納できるスペースは十分確保

岡本さん

パントリーと冷蔵庫を置けるようにしています。なるべくすっきり、生活感を出したくない、というのがあるので、特に生活感が出やすい冷蔵庫はパントリーに隠して、リビングからは見えないようになっています。できるだけ収納は少なく、ではあったんですけど、ある程度買い置きのものを少しは置けるようにしています

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