【スケールクラフト】コンクリート打ち放し天井のリノベ一戸建て │動画で社長さん宅訪問(前編)

家の中に作られた「壁」がポイント

初谷

部屋の中に壁が結構あるのは、これってすごくいいなと思うんですが、ここに付けた理由とかそういうのは?

奥さん

窓が殆どの部屋にあったんですよ。なので収納とか壁に掛けるものが無くて…壁が欲しかったんですよ

初谷

なるほど、そうだったんですね

奥さん

お客さんが来てもこっちの収納まではあまり見ないので、隠したかったんです

赤堀さん

設計士やから(笑)

初谷

奥さんも設計士でいらっしゃるんですね?

奥さん

一応(笑)

初谷

一緒にお仕事をやられてるんですか

赤堀さん

一緒にしたらケンカになるから。それはもうダメです(笑)。
あ、猫も一緒に映してくださいね

初谷

いいですね。ずっと、ここが定位置なんですか?

赤堀さん

ここ。誰か来たら奥の方に行ったり、逃げますね(笑)

初谷

警戒して、様子見て

奥さん

そうなんです(笑)

初谷

壁についてもう少しお話しを聞かせていただけますか?

赤堀さん

元々は広い空間だったんですけど、必要なところに壁をつけてその裏を収納にしたりとか。広すぎても必要ないので、そこはこういった壁をつけることで、目隠しの収納にしたりとかしてます。上を開けることで、そんなに圧迫感は無いようにはしてたりしますね

初谷

すごくスペースの広がりというか、奥行きを何か感じますよね。壁がここにあると

赤堀さん

確かに。奥へ行ったらもっと広いんじゃないかってね。何もないけど

初谷

奥様はこうしたかった理由が他にもあるんですか?

奥さん

わたしの性格なんですけど、片付けが苦手なんですよ(笑)。できるだけお客様が来られた時に隠せる収納が欲しかったのと、床に物をあまり置きたくないので、でも飾る物がすごい好きなので、壁に付けたかったっていうのがあって。窓のない壁が西面にしかなかったんです

初谷

西側は壁面なんですね

奥さん

そうです。それ以外全部窓がついてるので、壁の絵を飾ったり、写真を飾ったりしたいっていうのがあったので、壁をつくりました

赤堀さん

結構、窓を付ければいいわけでもなくて。壁は結構、設計する上では重要です

初谷

窓の前にテレビとかって、なかなか置きづらいですよね

赤堀さん

そうなんですよ。昔は部屋の角にブラウン管のテレビがあったから、角に置けられますけど

初谷

テレビって角に置くぐらいの、奥行きがある物でしたもんね

赤堀さん

そうそうそう。最近は「窓をつければ明るいから窓つけて」っていうわけでもなくて。つければつけるだけ、眩しいし、暑いし、寒いみたいな。そういった何かしらあるので

「リフォームよりリノベは大変だけど面白い」と語る社長さんインタビューは >> こちらからご覧になれます

配線をうまく隠した、広いソファのあるリビング

初谷

リビングなんですが、ここも窓があって手前に壁があるんですが、手前の壁の奥ってどうなっているんですか?

赤堀さん

奥はね、収納になってます。
ちょっとした物を置いてるんですけど、たださっきとおなじように、ここに壁を付けることでテレビをつけられる。「壁付けできる壁をつけてる」という感じです。通常だったらテレビとブルーレイだとか、そういう付属の機器が色々つくんですけど、その付属の機器は上のパイプを通ってこの手元にきてます

初谷

じゃあ、線はパイプを通ってると

赤堀さん

そうです。だからすっきりさせて、センタースピーカーから音は出して、ウーハーは横に持ってきてます

初谷

すごいですね

赤堀さん

よく「模様替えする模様替えする」っていう方いるんですけど、してる方見たことなくて(笑)

初谷

そうかも知れないですね(笑)

赤堀さん

そもそもテレビのアンテナの線とかは壁にしかないので。なかなかしないので、決めてあげればいいかなと。このテレビの縦のサイズの3倍の位置がちょうどいい位置らしいんですよ。観るには

初谷

縦の3倍ですか

赤堀さん

3倍の距離が。その距離でいったらこのソファの上、ここから観るとちょうどベストポジションらしいんで

初谷

このソファも作っちゃったわけですね

赤堀さん

作っちゃってます。時々子供が何かこぼしたりとかして、キーキー言うてますけど

初谷

シートは取り外せるんですね

赤堀さん

取り外せます。ファブリックなんで、飽きたら違う色にも変えれるし

初谷

たくさん座れそうですね

赤堀さん

そうです。みんなここ座りますね、お客様来られたら

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2階に設けた趣味の空間「書斎」

初谷

階段から上がったところにある、このスペースはなんでしょうか?

赤堀さん

元々はホールみたいになってて、多分東側なのでここで洗濯物を干したりとかしてたのでしょうけども。僕が多趣味なので、ここで籠るというか漫画見たりギターを弾いたりゲームをしたり…いろんな事をここでしている。仕事は時々。そういう事ですね

初谷

書斎っていう感じですね。
男の人はみんなこういうの憧れると思うんですけど、なかなか持てない人が多い(笑)

赤堀さん

そうなんです。奥様の御意見があったりすると一番後回しにされそうな所なんですけど

初谷

ここの造りでこだわった所ってどんな所ですか?

赤堀さん

単純に本の大きさだとか全部計算して測って、棚の高さだとか奥行きを全部自分で決めましたね

初谷

全部測ったんですか、すごいですね!

後編では、リノベーションのコツやリフォームとの違い、そしてスケールクラフトの「想い」に迫ります! >> 後編はこちら

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HOUSE DATAハウジングデータ

建築面積 76.18㎡(23.04坪)
1F面積 76.18㎡(23.04坪)
2F面積 36.43㎡(11.02坪)
工法 壁式コンクリート工法
家族構成 ご夫婦+お子さま1人+猫ちゃん
竣工年月 1985年

COMPANY DATAこの家をリノベした工務店・住宅会社

スケールクラフト 株式会社

住所 岡山市北区今4丁目15-21 2F-B号[MAP]
電話 086-239-3003
時間 9:00~18:00
定休 毎週水曜日