【建房】「人と違う家にしたかった」 吹抜け・換気システム編

施主の小林です。僕は施主でもあり、施工会社である建房のスタッフでもあります。なので今回はその両方面の立場から家づくりについてお答えしますので、なんでも遠慮なく聞いてください！よろしくおねがいします

僕も正直不安だったんです、実は。高気密・高断熱を建房で謳ってますが、実際に住んだことはなかったので。いいっていうのはネットとか本とかでよく見てたんですけど、実際その体感って人それぞれじゃないですか。体感してやっぱり寒いなって感じたらどうしようとか、暑いなって感じたらどうしようかなっていう不安はありました。

今日の生活で言うと、朝6時ぐらいに2時間程度暖房つけただけです。昨日の夜は寝る9時ぐらいに2時間程暖房つけて、それで寝室とかもドアを開けておけば温まってくるので、全く心配してたようなことはないですかね。

今はついてないです。朝2時間つけて、もうそれから一切つけてないです

これはいわゆる26畳用、業務用ではなくて家庭用の一番大きいサイズですね。天井についてるような平べったいやつとかも検討したんですけど、そこまでの物をつけなくて良かったなっていう

それは建ててから思い出しました。つければよかったな〜みたいな（笑）。つけてたらもっと空気回ってたんだろうなって。

この家には換気システムっていうのを導入してて、トイレとか各所にダクトがついてるんですよ。このダクトを通して各部屋に空気を渡していく。なので、床下の温度と2階の天井の温度が均一になるように設計されてます。ですから、かなり空気の循環はすごく良くて。吹抜けっていうのはすごく空気が回るところなので、洗濯物が非常によく乾くと思います。

どっちかって言うと高気密・高断熱の家ってじめじめしたっていうよりは乾燥しがちなんです。なので、適度に、例えば鍋物をしてあげると潤ったりとか。あとは加湿器を使ってあげると心地良くなったりとかっていうのはあります。加湿性能の付いたエアコンなんですけど、買って良かったなって感じですね

結構出入りも多くて、玄関戸とか開けたり閉めたりしてるんですけど、それでも結構温かいですね。こういう家に住んでみると、暮らし方もこうすればいいんだなって、従来の住み方と変わりました。例えばカーテンって日中は開けておかないと陽が入ってこないんですね。陽が入ってこないと温もらないんですよ

あとはドアとかも、基本的に2階のドアって閉めるものっていう固定概念があったんですけど、開けとかないと空気が循環しないとか、温かい空気が昇って行かないとか。それこそ寝室を温めるなら開けとかないといけないんです。そういう住み方っていうのもだんだんと分かっていった感じですかね

基本開けないですね。開けてもブラインドの羽の調整ぐらい。基本的にもうブラインドはずっと下ろしてるんですよ、全部。陽入れるときだけ羽の調整する感じですね

実は昨日、今日と見学会してたんですけど、おとといプロの清掃屋さん入れて掃除してもらいました（笑）。「結構汚れとるね」とかって言われながら、掃除したところですね